九星気学では、月の切り替わりは暦の上の節入りで決まります。2026年11月は、11月7日の立冬から12月7日の大雪の前日までです。カレンダーの1日ではなく、立冬を境に運気が切り替わる点にご注意ください。
今月は秋から冬へ移り、自然界が静かに力を蓄え始める時期です。四緑木星の方にとっても、外へ広げるより内側を整えるほうが実りの大きい月になりそうです。
今月の月盤と四緑木星の位置
11月の中宮(中心)に入るのは八白土星です。八白は「変化・転換・蓄え」を象徴する星で、物事の区切りや整理に向いた流れをつくります。
その月盤で、四緑木星は北(坎宮)に回座します。坎宮は水を象徴し、「忍耐・内省・人間関係の深まり」を意味します。木は水から養分を得て育つため、四緑にとって水の気は縁のあるエネルギーです。ただし、今月は表舞台で目立つより、地下で根を張る時期と捉えるのがよいでしょう。
ちなみに2026年の年盤では、四緑木星は北東(艮宮)にいます。艮宮は変化や再スタートを意味するので、今月の整理や見直しは、年全体の転機を現実の形にする作業と考えられます。
全体運
勢いよく前に出るより、足元を固める月です。四緑木星は本来、風のように軽やかに動き、人との縁を広げる星ですが、今月は思い通りに進まない場面もあるでしょう。それは停滞ではなく、準備期間の合図です。
焦って結果を求めると空回りしやすいので、「今月は種まきと根づくりの月」と割り切ってください。ここで整えた土台が、12月以降の運気の伸びにつながります。
仕事運
新規開拓や大きな勝負に出るより、既存の仕組みの見直しに向く時期です。業務フローの整理、顧客リストの見直し、サービス内容の再点検など、地味でも後で効いてくる作業に取り組むと成果が出ます。
経営者や個人事業主の方は、数字の振り返りや来年の計画づくりを今月から始めるのがおすすめです。四緑木星の強みである「信用」と「調整力」は、今月も発揮されます。取引先や協力者との対話を丁寧に重ねるほど、あとで信頼として返ってきます。
注意したいのは、焦りから契約や大きな投資を急ぐことです。判断に迷ったときは、一晩置いてから決めるくらいがちょうどよいでしょう。
金運
大きく増やす月ではありませんが、守りと整理には最適です。固定費の見直し、不要なサブスクや使っていない契約の解約、家計や経費の棚卸しなどで、お金の流れがすっきりします。
八白の「蓄える」エネルギーが働くため、貯蓄や積立の計画を立てるのにも向いています。一方で、衝動買いや付き合いでの出費がかさみやすいので、予算を決めておくと安心です。
人間関係・恋愛運
北に回座する今月は、人間関係が表面的な広がりより深まりの方向へ動きます。大勢で賑やかに過ごすより、信頼できる少数の相手とじっくり話す時間が運を育てます。
四緑は相手に合わせすぎて本音を飲み込みやすい星です。今月は誤解やすれ違いが起きやすいので、小さな違和感こそ早めに言葉にしましょう。パートナーや家族とは、将来の話や感謝を伝える時間をとると関係が安定します。
出会いを求める方は、今月は焦らず自分を整えることを優先してください。新しい縁は年末に向けて動き出しやすくなります。
健康運
冷えとストレスに注意が必要です。坎宮は水の気が強く、体を冷やしたり、気分が沈みやすくなったりする傾向があります。
– 入浴で体を芯から温める
– 睡眠時間をしっかり確保する
– 腸や消化器をいたわる温かい食事をとる
また、四緑木星は気を遣いすぎて疲れをためやすいタイプです。意識して一人の時間をつくり、心を休ませましょう。
方位について
月盤による今月の主な方位は次のとおりです。
– **吉方位候補:西。** 一白水星が回座し、四緑にとって水生木の相性です。
– **避けたい方位:北(本命殺・歳破)、南(本命的殺・年の五黄殺)、南西(月の五黄殺)、北東(暗剣殺)、南東(月破)。**
旅行や引っ越し、大切な商談で方位を使う場合は、ご自身の生年月日による個別の判断も合わせて確認してください。
今月のラッキーアクション
– 部屋やデスクまわりの整理整頓
– 家計・事業の数字の棚卸し
– 大切な人に感謝を伝える
– 来年の目標を紙に書き出す
– ゆっくり湯船につかる
まとめ
11月の四緑木星は、動くより整え、広げるより深める月です。派手な成果はなくても、ここで築いた土台が12月以降の飛躍を支えてくれます。立冬の静けさとともに、自分の内側にじっくり向き合ってみてください。